「Internet Explorer は2022年6月15日にサポートが終了します」問題への対応はお済みですか?

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こんにちはパソコンサポート仙台宮城・店長の平山です。

2022年(令和4年)6月16日からの Ineterner Explorer 終了後の準備は出来ていますか?

この記事を作成している時点(6月13日)から2日後、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー・以下”IE”と略します)が使えなくなる事が既に決まっています。この事は以前から告知されており、IT業界ではかなりの大きなニュースになっているのですが、他の業界の方々には目に触れにくいニュースかもしれません。

あるいは、テレビ・ラジオ等や、実際のパソコン画面でこれらのメッセージを見聞きしても、「自分たちには関係の無いこと」と流してしまってはいないでしょうか。「ウチでは変わったことをしていないのだから、変な事が起こるわけがない」という、いわゆる正常性バイアスによって、何も対策をしていない、あるいは、する必要が無いとお考えではないでしょうか。

実際には、多くの企業様にとって大きな影響があり、自社内でいくつかの対応をしなければ、大変な事になるかもしれません。その筆頭が、銀行のオンラインバンキングサービスや、行政の入札システムなどです。これらについて、今まで通り使えなくなるかもしれません。自社内での利用状況を今一度、ご確認下さい。

いつもの事務処理が、いつも通り出来ない!となる前に、対策しましょう。

IEで重要なオンラインサービスを利用されている企業様は、変更の設定や手続きが必要

御社の業務で使われている銀行や入札のシステムについて、事務員や経営者の使用するパソコンのブラウザーソフトを変更し、今後も各種のサービスを使えるように、パソコンの設定を変更して下さい。

場合によっては、銀行や自治体の関連部署へ、問合せや手続きが必要になるかもしれません。IDやパスワードなどの他に、身元を確認する為の「電子証明書」を発行を受けて利用されている場合は、特に注意が必要です。

今後はこういったアイコンの、新しいタイプのブラウザーソフトで業務を行って下さい。

よく分からない場合は当店のスタッフがお手伝いに伺います。(宮城県近辺のみ・有償対応となります)

なぜIEから他のブラウザへ切り替えが必要なのか?

結論から言えば、IEの仕組みが古すぎて、新しいセキュリティ方式や、新しいサービスに対応できないためです。もう情報保護の面でも危ないし、不便だし、最新のブラウザーソフトに比べて性能も悪いし…、と、様々な理由から、早く乗り換えるように数年前からずっと告知がされきました。

とはいえ、世の中には「だって今まで大丈夫だったじゃないか」と仰る方も多々居られます。確かに過去しばらくは既存のInternet Explorerの増築、改築、細部の調整や変更などで頑張ってきたわけですが、1995年頃のInetenet Explorerの最初のバージョンが夜に出た頃から実に27年もの年月が経っていますので、もうここまで来ると、流石に根本からやり直しが必要なんだ、ということで、どうかご理解ください。

どうにか今まで通りInternet Explorerを使う方法は無いのか?

はっきり言いますが、もう諦めて、新しいブラウザーソフトを使うべきです。

仮に、アップデートをワザと実行しないようにしたり、Internet Explorerを仮想的に再現するソフトやシステムを使用するなど、「ごまかし」で長引かせたとしても、かえってトラブルを呼び寄せる原因になります。トラブルの対応や予防が仕事の業者として、全くお勧めしません。

WindowsXPやWindows7など、既にサービスが終了したOSを使おうとする場合と同様に、IEを無理に使い続ける事は避けましょう。それらのOSの切り替えに比べれば新しいブラウザの導入コストは非常に低いはずです。