【事例紹介】ウェブサイト開設で苦戦する起業家さまサポート!(WordPress)
今回の案件は…ご自分でウェブサイトを制作中に詰まってしまった方のヘルプ
さて先日、仙台市青葉区にて開業準備中の方からのサポート依頼がありました。
おひとりでウェブサイトをゼロから作っているが、デザインや文章を考えるところまでは出来たが、実際に公開したり各種の解析などの機能の付け方が分からない、とのこと。たしかに詰まりやすい所ですよね。
お電話でのお問合せ時には「こんなことも頼めるんですか?」「私が使っているのはあまり有名なウェブサービスでは無いと思うんですが…」といったご不安やご懸念もあったようですが、大丈夫です。ウェブサイトの制作や運用については大学生の頃、インターネットが普及し始めた関わっており、基本を押さえていますから、多少の応用が必要となっても、対応できる自信はあります。
さて、さっそくご予約を頂きまして、いつものようにお伺いして参りました。
状況を詳しく拝見すると…そもそも無理な組み合わせのようす。
お客様宅へ到着し、実際ドコで詰まっているかについて、普段お使いになられているMacbook Proの画面を開いて見せて頂きました。
そしてお客様に「やりたいこと」「お使いの業者」などをひとつひとつ詳しくチェックしていくと…なぜうまくいかないのか、分かりました。
お客様がはじめに登録されて利用開始した、「ウェブサイトが簡単に制作・公開できるオンラインサービス」が、細かい設定の変更や機能の追加などに対応していません。ややこしい機能や連携はできないように簡略化されており、これはこれで便利ではあるのですが、応用が利かないタイプでした。
そもそも、どのように頑張っても、運営会社の用意したサーバー、解析機能、ドメインなどしか使用できないものですので、業者を選択した時点で、お客様のご希望、計画、予定に対して全く合っていませんでした。
この場合は…毎度おなじみWordPressを導入、必要な要素を埋め込み!
というわけで、自由に機能を拡張できるウェブサイト構築システムとして、基本ともいえる「ワードプレス」に乗り換えるようオススメし、ご了解を得ました。まあ、よほどの特殊な事情が無い限り、Wordpressのシステムを使う方法が、費用の面でも、機能の面でも、以後のラーニングの面でも、使いやすいです。
今回は既にデザイン案も原稿のテキストもお揃いですし、別途サーバー会社、ドメイン管理会社とも契約がお済みですので、サポート当日中に公開までやってしまうこととしました。
実際にやった手順
- まずお客様が契約されたサーバー会社と、ドメイン管理会社の間での連携状況をチェック(DNS設定)
- まずお客様が契約済みのサーバー管理会社のコントロールパネルから、Wordpressのプログラム本体をサーバー上の適切なフォルダへインストール
- お客様が契約されているドメイン(HTTPS暗号化済み)から、WordPress管理画面が呼び出せるかチェック、ログイン
- お客様がすでに作成されたウェブサイトの原稿などを、Wordpress内のページにコピーペースト(全10ページほど)
- お客様が希望される機能をWordPressに追加(Google系解析ツール各種)
- PC、スマートフォンからのアクセス確認
- 簡易的ながら、スタートアップサイトの公開まで完了!
2時間と少しでウェブサイトが公開!格安料金で終了
さて普通は、ウェブサイト制作会社にワードプレスを使用したウェブサイト一式の立ち上げ公開を依頼した場合、それなりにまとまった費用を請求されるものです。相場はピンキリですが色々コミコミで10万円を下る事はあまりないように思います。(ページ数、原稿や写真の有無、ご要望の内容などによって異なります)
今回は、ほとんどの「パーツ」「必要な要素」はお客様のお手元にお揃いでしたので、一回の訪問、2時間少しのサポート料金だけで完了してしまいました。当店としては「いったん持ち帰ってコチラで完成させます」といった営業手法もあり得たわけですが、まあ、今回の対応のほうが、早くて安くてお客様にとって良さそうでしたので、めでたしめでたしです。
今後も似たような状況の案件がありましたら、似たような対応をご提案すると思います。(終)