【鉄則】ネット上の「手続き」は、メールやメッセージからは 絶対『×』【詐欺対策】

定期啓発:オンライン詐欺被害が増え続けています!

  • 全国で特殊詐欺の被害は件数、金額ともに増え続けています。
  • オンライン(パソコンやスマートフォンのメールやアプリ)経由のものも増えています。
  • 当店へも数々の被害相談や、予防のためのご依頼が増えています。

参考画像:警察庁「特殊詐欺対策サイト」より

手口:ニセのメール、ニセのメッセージ、ニセのアプリ通知が多いです!

当店に過去に寄せられた、実際の「引っかかってしまった」実例

  • 電子メールで、実際に取引のある銀行やサイトの名前で通知が来て、信じてしまった
  • 知り合いのSNSアカウント(LINEや旧Twitter)が乗っ取られてしまい、そこから送られた偽メッセージを信じてしまった
  • スマホのロック画面に出た「ニセの通知メッセージ」を見て、公式アプリのものだと信じてしまった
  • 携帯電話番号あてのメッセージだったので、携帯番号を知っている企業だと信じてしまった

電子メールの「迷惑メール」で被害に遭う方は減ってきている傾向がありますが、それ以外にも巧みな詐欺の手法が増えており、比較的デジタルに慣れている若い方でも、被害に遭ってしまうケースが増えています。

どんな方であっても、「自分は大丈夫」と過信せずに、基本に忠実に、被害を防ぐための”習慣”をつけましょう。

対策:何かの手続きは、面倒でもブラウザーソフト/アプリを開いて、公式サイトで!

オンライン上での「近道」は禁止!必ず正規ルートで!

  1. 気になる通知(メール、メッセージ、OSによる通知表示など)が目に入ったら、まずその通知画面を閉じます。
  2. 面倒でも、改めて、ブラウザーソフトやアプリを開きます。
  3. 面倒でも、「お気に入り」や「検索」から、該当するサービスの公式サイトを開きます。
  4. 面倒でも、IDとパスワードを入力し、利用者画面にログインします。
  5. 自分宛てのお知らせや、必要な手続きについての記載を探します。
  6. もしそこに該当するお知らせや情報が無ければ、最初の通知は、ウソとみなして大丈夫です。
  7. 必要な手続きがあれば、公式サイトの案内にそって、行います。
アマゾンの名前でメッセージが来たなら、アマゾンの公式サイトで確認!

被害に遭うと後が大変!自分だけでは済まない可能性も!

  • クレジットカードの情報を悪用されて、大きな買い物を勝手にされてしまったり…
  • スマートフォンから様々な個人情報を抜かれてしまったり…
  • 自分のアカウント(名義)から、知り合い全員に詐欺のメッセージを送られて、知り合いが2次被害に遭ってしまったり…

特に最後の「知り合い巻き込み型」の手口に引っかかってしまうと、非常にややこしい人間関係トラブルに発展しがちです。

「自分はスマートフォンでもパソコンでも大したことやってないから」と油断せず、詐欺への対策は、徹底するようにしましょう。

自分だけでなく、他の人に迷惑をかけてしまう場合も…