7月29日 Windows10提供開始!でも導入は慎重に!
こんにちは、店長の平山です。
目前に迫ったウィンドウズ10についての、簡単なまとめを掲載します。今後、導入をご検討のかたはご参考までに。
2015年7月29日より、新型OSの「Windows 10」が提供開始されます。
参考記事)週間アスキー:Windows10の無料アップグレード提供開始は7月29日
2012年10月のWindows 8から約3年。来る2015年7月29日、新しいOS、「Windows 10」が提供開始されます。(※ちなみに「Windows9」は発売されません。なぜナンバーがひとつ飛ばしなのかは、諸説あります)
一般の皆さんがWindow 10に触れることになるパターンとしては、
- 以後、新しく購入したパソコンに導入されている場合
- 既存のWindows7,Windows8を使っている方が、無償アップデートで切り替える場合
- それ以外のパソコンをお使いの方が、Windows 10を別売りで購入して導入する場合
といったケースが考えられます。
Windows 7やWindows 8を使っている方は、提供開始から1年に限り、無償で10に乗換えが出来ます。
きちんと定期的に Windows Update を行って居る方なら、画面の右下、タスクバーに「Windows 10を入手する」というアイコンが出現していることと思います。
いくつかの手続きや作業は必要ですが、7月29日から1年間は、ここから無償でOS乗換えが出来るというわけです。(ただし、Windows XP や Windows Vista といった古いタイプのOSでは、無償乗換えが出来ません)
乗り換えは慎重に。10にしてしまうと、使えなくなる機能や周辺機器があるかもしれません。
しかし、無料だからといって、急いでWindows 10に移行してしまうことは、お勧めしません。なぜなら、Windows10に移行することによって、使えなくなる機能、ソフト、周辺機器などがあるかもしれないからです。
特にお仕事で業務用としてパソコンを使っている場合、メインで業務に使っている会計ソフトが動かなくなるとか、印刷が出来なくなるとか、致命的なトラブルが起こる可能性もあります。すぐに飛びつかず、導入試験を行うとか、無償提供期間終了ギリギリまで情報を集めてから判断するとか、慎重な対策が必要かと思います。
参考記事)ギズモード:移行できる? Windows 10で消える7機能が判明
Windows 10に切替える必要性とは?メリットはあるのか?
今後のマイクロソフト社は、このWindows10を基本として展開していくと公言していますので、これまでWindowsパソコンを使用してきて、今後もその予定の方々や企業様は、いずれはこのWindows 10に移行していくことにはなると思われます。メリットがあるか、というよりも、そうせざるをえない必要性がある、と言うことですね。
わたくし平山もWindows 10の「評価版」を入手して、一足先に色々と使ってみてはいますが・・・現状で危惧されているマイナス面に見合うだけのメリットがあるかどうかは、正直な話、まだ未知数です。発売後しばらくは様子を見た方が良いと考えます。
古いXPのパソコンやVistaのパソコンを、わざわざWindows10を買ってまで乗換えるのは、かえって不経済です。
また、古いパソコンに、新しいOSを入れれば、また新品のように復活するのでは!とご期待される方もいると思います。が、基本的に、新しいソフトは機械に掛かる負担も大きいので、それなりに高性能な機械、新しい機械でないと満足に動きません。
無理にやってやれないことも無いのですが、ウィンドウズのソフトを別売りで購入して、さらにパソコンの性能を底上げするための部品を買い足して、インストールが自分が出来ないからプロに依頼して・・・と、最低限に必要な費用だけでも、数万円かかってしまうこともあります。
2~3年前のパソコンならともかく、8~10年前のパソコンにWindows10を導入するのは、あまりお勧めしません。(諸事情により、どうしても今つかっている機械を活用したい、と言う場合は、ご相談に応じます)
Windows 10搭載パソコンの初期設定や、インターネット設定代行します。
パソコンサポートでは、Windows10パソコンの初期設定やインターネット設定、メール設定、その他、面倒なさまざまな作業を代行いたします。購入したはいいけれど使い方が分からない、セッティングの仕方が分からない、と言う場合は、お気軽にお問い合せください。