【実例多数】ソフトバンク光から乗り換えたらネットが使えない原因|IPv6の“解約漏れ”に要注意(仙台の現場事例)

回線乗り換え後のネットトラブル相談が増えています。
最近、インターネット回線業者の切り替え後に、
- 「新しい回線を契約したのにネットが使えない」
- 「工事は終わっているのに接続できない」
- 「Wi-Fiはつながっているのに通信できない」
といった相談が増えています。
現場で実際に調査していくと、ある共通点が見えてきました。
それが「IPv6サービス」の“契約残り”による通信トラブル です。
特に多いのはソフトバンク光の利用者
トラブルが多いケースとして目立つのが、
- ソフトバンク光から他社回線へ乗り換えた
- ご本人は「IPv6サービス」を使っていた意識がない
- モデム(光BBユニット)側に自動設定が入っていた
というパターンです。
ソフトバンク光は、契約時にIPv6(IPoE接続)が自動で有効化されていることが多く、
ユーザー側では「設定している感覚がまったくない」まま利用しているケースが非常に多いです。
原因:回線解約後もIPv6サービスだけが残っている
問題の本質はここです。
ソフトバンク光の回線から他社へ切替えをしているのに、契約自体は月末まで残っていて「IPv6接続サービスの登録」も解除されず残っていると、前述の状態になる。工事日と実際の使用開始日まで時間差がある(解約月の最終日まで契約と登録が残っていて、月をまたぐまで使えない)
この状態になると、新しく契約した回線事業者側のIPv6設定と競合し、
- 正常にIPアドレスが取得できない(つまり正常な接続が出来ない)
- 「つながったり切れたり」を繰り返す(GoogleやBingなどIPv6対応の大手サイトだけ表示されたりする)
といった症状が発生します。
機器の故障ではないため、利用者側では原因に気づきにくいのが厄介な点です。
解決策:ソフトバンクへ電話して「IPv6サービスの停止」を依頼する
このトラブルの解決方法は、非常にアナログです。
ソフトバンクのサポート窓口へ電話し、以下を依頼します。
「解約後もIPv6サービスが残っている可能性があるので、完全に停止してください」
また、これから乗り換え予定の方は、
「次の回線事業者の開通日に合わせてIPv6を停止してほしい」
と、事前に依頼しておくのが安全です。
これを行うだけで、あっさり正常通信に戻るケースが非常に多いです。
今後、改善される可能性はある?
理想的には、
- 回線工事日 = IPv6サービス停止日
となるのが自然です。
一部の事業者ではこのような一括管理ができている例もあります。
ただし、現時点ではソフトバンク光については利用者側が明示的に停止依頼をしないと、しばらく残る場合がある(解約月の末まで残るケースが多い)、というのが実態です。
将来的に改善される可能性はありますが、少なくとも現時点では「注意喚起が必要なポイント」と言えます。
他社回線からの乗り換えで同様のトラブルは起こる?
IPv6 IPoE方式を採用している事業者全般で、仕組み上はどこでも起こりうる問題ではあります。
これまで契約されていた回線事業者およびプロバイダの契約内容と、これから乗り換える予定の回線事業者およびプロバイダの契約コースを見比べて、「これまでIPv6サービスを利用されていて、新しい業者でもIPv6サービスが含まれている場合」は、回線の工事日だけでなく、IPv6サービスの廃止と切り替え時期についても事前にチェックした方がいいかもしれません。
これから回線を乗り換える方へ(重要)
もし、
- 現在ソフトバンク光を利用している
- これから他社回線へ乗り換える予定
という方は、必ず以下を意識してください。
✔ 解約前に「IPv6サービスの停止タイミング」を確認する
✔ 必要ならサポートへ電話して手動停止を依頼する
✔ 乗り換え後、ネットが不安定ならIPv6残存を疑う
これだけで、不要なトラブルの大半は防げます。
「機器故障かな?」と思う前に相談を
このタイプのトラブルは、
- ルーターを買い替えても直らない
- パソコンを初期化しても直らない
- 工事業者を呼んでも異常なしと言われる
という「沼」に入りやすいのが特徴です。
もし通信トラブルでお困りの場合は、
機器を疑う前に「回線契約の状態(特にIPv6)」を確認することを強くおすすめします。

