我が家の5歳~7歳の男子に好評だった、激安ものづくり系ゲーム・アプリランキングトップ3+おまけ

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こんにちはパソコンサポート仙台宮城・店長の平山です。

今回は、ちょっと目線を変えて、過去3年間、うちの長男(2021年現在7歳)に人気だったゲームをご紹介します。

選出の基準・我が家のルールなど

  • 我が家の教育方針として、どうせゲームをするなら創造系のものが良いと考えて子どもに勧めており(強制ではない)、息子も色々とプレイして比較した結果、お気に入りになったゲームを挙げています。
  • 息子のそれぞれのゲームに対する「プレイ時間の長さ」でランキングにしています。
  • 我が家の家計を反映して、価格の安いものを優先的に選んでおり(何でも買い与えるのではなく、金銭面での工夫についても教えたいという面もあります)、ややレトロなゲームが中心です。よって比較的最近の「どうぶつの森」などがランキングに入っていませんが、ご容赦ください。
  • また、ネット通信を利用しての、他人との交流はまださせていません。(ネットの他者との関わりを教えるのは高学年以降を予定)従って、各ゲームのオンライン協力プレイなどの要素はランキングに加味されていません。
  • なおこの記事の最後で、子どもとゲームやインターネットの関わり方に関する考え方を私なりにまとめています。

第3位・レゴ マーベル・アベンジャーズ(Playstation3版)

  • 正式名称「LEGO(R)マーベル アベンジャーズ」
  • ソフト中古価格 ¥700~900(参考:メルカリ)
  • ハード本体(PS3) 中古価格 ¥4,000~8,000(参考:メルカリ)

【お得な豆知識】デジタル家電として見ると、Playstation3(中古)はかなりお買い得
・DVDだけでなく、ブルーレイディスク(BD)も見られる。
・テレビに繋いでWi-Fi設定すれば、Youtube や AmazonPrimeVideo も見られる。
・そこそこクオリティの高い中古ゲームが安く買える
・2021年春で終わるはずだったサポートの期限(ストア機能など)が延びた

レゴ・アベンジャーズのゲーム画面。プレイステーション公式サイトより

アイアンマンやハルクといったヒーローが登場する映画「アベンジャーズ」の世界とシナリオを、レゴで再現したゲームです。

ある程度ゲームのシナリオを進めると、ゲーム中に出てきたマンハッタンや南の島など複数の街を自由に歩き回れる、いわゆる「オープンワールド」のモードで遊ぶことができます。街の一部を壊したり、車やバイクで走り回ったり、空を飛び回ったり、所々にあるパズルやミニゲームを遊んだり、バラバラの部品を組み立てて、先に進むための道具を作ったり・・・

厳密には「ものづくり」系ゲームでは無いかもしれませんが、ギリギリ広い意味ではクラフト系の要素もある事と、本物のレゴブロックでの遊びとの相乗効果もあるので、3位に入れました。なお、レゴムービー系の似たようなゲームはPS4やSwichなどでも多数発売されておりまして、お宅にあるゲームハードに合わせて好きなタイトルを選んでも良いと思います。

【注意】対象年齢についてよくご検討ください
このゲームは、CEROのレーティングでは「B(12歳以上対象)」となっています。おそらく街を破壊したりレゴブロックで出来たキャラクターの体がバラバラになるといった暴力表現や欠損表現のため、全年齢推奨では無いのだと思われます。我が家では保護者である自分が実際にプレイして中身を見た上で「これぐらいなら問題ない(レゴブロックが壊れる表現なので、人がバラバラになるとはいえ、恐怖表現ではないのでは?)」と判断して子どもにプレイさせていますが、皆さまにおかれましては、各ご家庭ごとに教育方針などをよく話し合った上でご利用をご検討ください。

第2位・ドラゴンクエストビルダーズ(PlayStation3版)

  • 正式名称「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」
  • ソフト中古価格 ¥1,000~1,500(参考:メルカリ)
  • ハード本体(PS3) 中古価格 ¥4,000~8,000(参考:メルカリ)
ドラゴンクエストビルダーズのゲーム画面。プレイステーション公式サイトより

ドラゴンクエストの世界で、建物を作ったり、作物を育てて食べ物に調理したり、武器を作ってモンスターと戦ったり・・・。シナリオ面でも評価の高いものづくり系ゲームの初代タイトルです。続編やリメイク版が各ハードで発売されていますが、初代も完成度が高く、じゅうぶんに遊べます。うちの子も自分の家を立派に作り込んだり、他のプレイヤーが建造した巨大建築をYoutubeで見て参考したり、いろいろな方向から楽しんでいました。

そんなうちの子も、今ではNintendo Swich版のドラゴンクエストビルダーズ「2」の方のプレイがメインになってしまいましたが、この「1」も時々ひっぱりだしてプレイしています。なにやら、これはこれで別の魅力があるらしく、それに「あっちの世界にも別荘がある」というような感覚で、複数の「我が家」を作っている模様です。

第1位・マインクラフト (Android版・通称「統合版」)

  • 正式名称「MINECRAFT」
  • ダウンロード価格 ¥780(android版)

やはり、ものづくり系ゲームの王様、マインクラフト(通称マイクラ)が強いですね。 マインクラフトには、ざっくり分けて2種類、携帯ゲーム機やスマホ・タブレットなどで遊べる「統合版(旧式名称でPE版などとも呼ばれていました)」と、主にパソコンで遊べる「JAVA版(またはシンプルにパソコン版)」がありますが、我が家で与えているのは、保護者が管理がしやすく、子どもでも操作が難しくない、統合版の方です。

マインクラフトの画面。公式サイトより

マインクラフトの世界をキャラクターが自由に歩きまわって、様々な「材料」を集め、それを組み合わせて色々なものを作ることができるゲームです。その素材の種類、作れるものの種類、さまざまな追加機能などが非常に豊富で、他のあらゆるゲームと比べても桁違いなため、圧倒的な人気とプレイ人口を誇ります。

うちの長男も、自宅学習用に買ったタブレット(12インチサイズ・当時15,000円程度)に導入し、Youtubeでお手本動画(※)を見ては、色々と制作を楽しんでいるようです。 うちの長男は大きめ画面のタブレットでプレイしていますが(やはり大きい方が操作しやすい)、タブレットが無くとも各種ゲーム機、使わなくなったスマートフォンなどで導入可能です。

【子どものタブレット使用には制限時間を設定しよう】
子どもにタブレットを使わせる上で、各種の制限は必要かと思います。例えば、Andoroidタブレットであれば「Family Link」などの管理用アプリによって、夜○時まで、1日に使えるのは全部で○時間まで、アプリごとに合計○時間まで(マイクラは1時間まで、学習アプリは無制限など)、と細かく決めることができ、それを過ぎると強制的にゲームなどが停止します。もちろん我が家でも厳しくルール設定しています。

【Youtubeの視聴制限が重要】
多くの子どもはYoutubeの「実況動画」などが大好きですが、テレビやラジオの番組などの公的電波を使ったメディアと違って、素人の公開している動画の中には、口汚いもの、下品なもの、性的なもの、誤った思い込みの知識によるもの等が、何時でも見られる状態で、かなりの数まぎれこんでいます。いずれは子ども自身に取捨選択の方法を教えて覚えさせる時期が来るとは思いますが、年齢の小さいうちは、「キッズ版」のYoutubeアプリだけを許可する(かなり制限がキツく安心度が高い)などの対応が重要だと考えます。

【要望に答える側にとっては負担が大変かも…】
マインクラフトはかなり複雑かつ巨大なコンテンツになっているので、全体を把握して、子どもの要望に答えるのは、かなり大変です。少なくとも、しばらくは「いま出来ることだけで遊びなさい」として、子どもからの「他の人と一緒にプレイしたい」とか「課金コンテンツを追加したい」とか「パソコン版(MOD導入などの複雑な事ができる)が欲しい」などの要望は「お預け」にする方が良いかもしれません。ネット上の他人との関わり、お金の教育、パソコンを触らせる時期など、保護者の検討すべき課題が非常に多いゲームでもあります。

次点・スーパーマリオメーカー3DS

  • 正式名称:スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS
  • ソフト中古価格 ¥500~1,000(参考:メルカリ)
  • ハード本体(3DS) 中古価格 ¥5,000~8,000(参考:メルカリ)
マリオメーカーのプレイ画面。任天堂公式サイトより。

昔懐かしのスーパーマリオのステージを自分で作れるというゲーム。第3位のレゴマーベルとどちらを掲載するか迷いましたが(レゴの方は物作り要素がやや少ない)、しかし息子のプレイ時間で比べるとだいぶん差がついているようなので、ランキングとして「本人が気に入っている方」を優先し、こちらのマリオメーカーを次点としました。

ゲームをきっかけに、小さい子どもにデジタル機器を触らせる危険性とメリットについて考える

「小さい子供(就学前~小学生低学年)に、スマートフォンやタブレットやゲーム機を与えていいのか」という懸念、心配、不安、恐れは、保護者として当然もっているべきものだと思います。インターネット世界にあふれる悪意のある他人の存在未熟な精神で触れてはいけないコンテンツ(トラウマや歪んだ嗜好の原因になりかねない)、などなど、保護者として遠ざけるべき「危険」はいくらでも転がっています。私と妻の夫婦も、当然そういったリスクやデメリットには心を砕いて対処が必要だと考えています。

一方で、今後の社会を子どもが生き抜いていく上で、デジタル機器、IT機器、インターネットに触れずにやっていく、ということも不可能だと思います。それらとの上手な付き合い方、危険の避け方、ダメな大人や振る舞いも、保護者として子供に教えて行かなければならないと考えています。

したがって、育児におけるITコンテンツやデバイスについては、「良い面は子どもに享受させつつも、悪い面は遠ざける」という、まとめてしまうと当たり前すぎて身も蓋もない結論になってしまうのですが、なにぶん複雑すぎて検討課題がめちゃめちゃ沢山後から後からでてくる分野でもありますので、とりあえず子どもが最初に触れる・興味をもつであろうゲームを通して、子どもも親も少しづつ慣らしていくのが大事ではないかな、とIT専門家でもあり2児の父でもある自分は、そう考えております。