パソコンの動作が遅い(重い)場合は、原因を調べて解消します!
こんにちは、 店長の平山です。
当店へのご依頼として、「最近パソコンの動きが遅くなってきた」「動作が重い気がする」「もっと起動を早くしたい」などの内容は、とてもポピュラーな部類のものになります。それほど、とても多くの方が感じている問題ですね。
パソコンごとの個体差、使う方の個人差はありますが、パソコンはおよそ4~5年ほど日常的に使っていると、一部の部品が劣化したり、OSプログラムに異常が出たりして、だんだんと調子が悪くなっていくものです。これは、使い方の良し悪しによるものではなく、パソコンという精密機械の宿命のようなもの、とお考え頂ければと思います。
きちんとメンテナンスをすれば、また以前と同じか、それ以上に働いてくれるようになりますので、当店までお気軽にご相談ください。(当店から日帰り圏内での出張有料対応になります。)
「パソコンの動きが遅い」原因を調べて、適切な対応をします。
パソコンの動作が遅くなった場合、色々な原因・理由があります。まずはそれをお調べして、適切な対応を行います。以下は原因として考えられる例(実際に当店スタッフの診断で多かったもの)と対処方法です。
- パソコン内部のハードディスクという記憶装置の劣化 → 新品のハードディスク、またはさらに高速なSSDに交換することで、根本的かつ劇的に速くなります。
- 各種の迷惑プログラム(アドウェア)が多数インストールされている → 迷惑プログラムをすべて削除します。通常の方法で削除できないものは、特殊な方法で削除します。
- 大型のWindows Updateを実行·失敗の繰り返しで、他の作業に影響が出ている → Windows Updateを正常に完遂させ、他の作業に影響が出ないようにします。
- 複数のセキュリティソフトを同時に導入した為、負荷がかかりすぎている → 最も安価で効果が高いものだけを残し、余分を削除します。
- etc
「中身を減らせばいい」とは限りません。少なくとも、それが一番多い原因ではありません。
この手のご依頼の際に、多くのお客様が口をそろえて仰るのは、「パソコンの中身(データ)を減らせば『軽く』なりませんか?」という点です。動作が「重い」「軽い」という話をする際、非常に原因としてイメージがしやすく、とても効果がありそうに思えるため、そのように思われがちなのだと思います。
が、十数年前の、パソコンの記憶容量がとても少なかった時代であればいざ知らず、昨今のパソコンで「データ量が多すぎて遅くなってしまった」というケースは、実際には非常に少ないです。
パソコン内の電子メールの一通一通を丹念に消したり、写真や動画を減らしたり、デスクトップ画面のアイコンの数を減らす、といった対応よりは、上記で挙げたような、「そのパソコンが遅くなった原因」をきちんと調べて、それぞれに合った対応が必要になります。
むしろ、ハードディスクが傷んでいて、それで遅くなっている場合などは、大量のデータの読み書き(削除やコピー等)を繰り返すことで、より状況が悪化してしまうこともあります。まずは、正しい原因の特定が重要ですので、そういった場合にプロを頼って頂ければ、不幸な結果を避けやすいかと思います。
関連記事
パソコンの動作が遅い・重い場合、中のデータを消せば早くなる?