パソコン修理部品は、評価の高い新品パーツを選んで使用しています。【不良業者に注意】

パソコンサポートせんだいみやぎ・パソコン修理・パソコントラブル対応のプロ業者
こんにちはパソコンサポート仙台宮城・店長の平山です。

当店でのパソコン修理の際は、よほどの理由が無い限り、新品パーツを使用します。

※画像はイメージです

当たり前のことではありますが、当店のパソコン修理の際には、最長でも3ヶ月以内に仕入れた新品のパーツを使用します。修理後のパソコンを長持ちさせるためです。また当店では、パソコンを修理した後の、保証期間も設定しています。(参考ページ:修理規約

残念なことではありますが、私どもの経験上、中古部品を使用して修理を行い、短期間で問題が多発してしまうPCリペア業者がしばしば見られますので、こうしてあらかじめ当店の方針を明示する次第です。

故障寸前のハードディスク
HDDに関しては、部品本体内のチップに使用時間などの情報(S.M.A.R.T.情報)が改ざんが難しい状態で保存されており、検査ソフトなどでそれを読み取る事で、どれほどの期間・回数だけ使用しているかや、過去に起きたエラーの数などが分かるようになっているため、見る人が見れば不正はすぐ分かります。それなのに、ごまかしや甘い見積りで中古部品を使う個人業者などが、時たま見られます。

例外的に中古部品を使用する際は、必ずご相談・ご許可を頂きます。

かなり旧式のパソコンや、特殊な機器の修理などで、使えるパーツが中古でしか流通していない場合は、お客様にその旨をご連絡し、ご判断を頂いた上で修理部材として使用します。

過去の実例

  • 15年以上前に生産されたパソコンの修理に、未開封ではあるが10年以上前に生産されたパーツを使ったケース
  • 特殊すぎる機種で、同型機を用意した上でパーツ取りをしなければならなかった場合
  • 全損に近い状態のパソコンから、新古品の同型機へ、記憶装置だけを移植し再設定したケース
  • ご予算の関係で、少しでも安くしたいとお客様から強く要請された際、当店で検査や臨時用に取っておいた中古部材を使用した場合(あくまで例外的な対応です。たまたま都合良く使える古い部材が残っている事は稀です)
  • など

修理部品は信頼のおけるメーカーのものを使用します。

例えば、パソコンの最も壊れやすく痛みやすい部品である「ハードディスク(内蔵記憶装置)」について、様々なITメディアが毎年、主要4メーカー(HGST、WD、東芝、Seagate)の故障率などのデータを報道しています。そういったデータを元に、その時々で評価の高いものを、お値段を加味した上で仕入れて当店では使用しています。

ちなみに、2021年現在の当店ではHDDに関して「HGST」または「WD」製を使用するか、お客様との協議しだいでは、より衝撃に強く高速アクセスが可能な「SSD」への切り替えを推奨しています。


他にも、そもそも、HGSTは元日立系列だったのが、今は買収されて結局WD(WestanDigital)の傘下だとか、WDのHDDにも用途によって種類が多くそれぞれの成績がまた違うとか、4社ともに故障率が下がって、さらに差が縮まっているとか、パソコンの部品の中の「HDD」だけに限ってもまだまだ書きたいことは沢山ありますが、キリがないので今回の記事はここまでにしたいと思います。


とにかく、パソコンの修理に出す際に、部品メーカーまでこだわるお客様が増えるといいなー、と私どもは考えておりまして、今回この記事を書いたのも、その啓蒙活動の一環であります。
もし今後、皆さまが、どこかに修理に出す際は「ちなみに、今回の修理箇所には、どこのメーカーの部品使うの?」とヒトコト聞いてみてください。その場できちんと答える相手なら、それだけ信頼度が少し上がりますし、もし良くない業者であっても、「この相手には誤魔化しが効かないぞ」と思わせることで、不正の被害に遭う確率が減るかもしれません。