【分解方法・修理事例】東芝 ダイナブック T554/45LG SSD換装・OSアップグレード(Windows8.1→Windows10)
ご依頼多し!調子の悪いパソコンのメンテナンス作業。
今回も毎度おなじみ、調子の悪くなったパソコンのメンテナンス作業のご依頼について紹介します。
なぜこの手のご依頼が多いのかと言えば、例えばパソコンを買い替えてしまうとなれば10万円前後(あるいはそれ以上)の費用を掛けて本体を購入し、重要データをバックアップし、時間をかけて新しいパソコンへコピーし、初期設定やインターネットや電子メールやプリンターの設定をやり直して…という作業は、我々のようなパソコン・オタクにはワクワクする作業ではありますが、ふつうの一般のユーザーさんにとっては、ワクワクどころか、ゲンナリしてしまう作業だからです。
むしろ多くの方は、現状でパソコンの性能は間に合っているので買い替えはしたくないし、初期設定なども面倒だし難しい箇所もあるし、むしろ現状維持したい、あるいは低コストで性能が上がるならその方が良い!と考えるのが自然なようです。私もたしかに、客観的に見れば全くその通りだと思います。
今回はToshiba dynabook ノートパソコンの高速化とOSアップグレード作業
下の画像ではすでに分解準備のために裏返してありますが、こちらが今回の対象パソコンです。昨年の記事で紹介したdynabook T554/45KWの同型機ですね。部品構成も作業内容も前回とほぼ同じですが、少しだけ違う点もあります。
前回のパソコンは完全に起動しない状態でしたが、今回のパソコンは、とりあえずOSは起動するようです。(ただし起動に20分ほど掛かり、起動後もほとんどの動作がが満足に行えない状態)。多少、やり方や結果や費用が変わってきますね。完全に起動不能な状態よりは、選択肢が多くなります。
今回の作業内容
- ノートパソコンの分解
- ハードディスクを取り出す
- データを環境ごとSSDにコピーする
- SSDを取り付ける
- 内蔵メモリを増設(1枚から2枚に増量)
- 内蔵ボタン電池の交換
最後に。作業は自己責任で。
分解、修理などをご自身で行う場合は、結果について全て自己責任となりますので、ご了承ください。うまくできなかった、この記事の内容どおりに行かなかった、写真がわかりにくかった、などなど、いかような原因や理由であっても、当方では責任を取れません。少しでも不安があったり、失敗した際の不利益がある場合は、プロにお任せ下さい。