スマホ依存を少し緩和させる方法のご紹介。ポイントは「禁止しない」「声出し」「AI」
スマートフォン依存をなんとかしたい方へ、優しい解決方法のご提案
今回の記事では、私の実体験からスマートフォン依存をやや緩和させるためのご提案をしたいと思います。
スマートフォンを完全に使うことをやめることは、現代社会ではあまり現実的ではありません。使うか使わないかの二元論的な考え方ではなく、その間を妥協しながら、少しずつ危険やリスクだけを減らしていくという考え方が重要ではないでしょうか。
また、時間指定などでスマートフォンを無理やり禁止するなどの強引な方法は使いません。結局、自分で制限を掛けても自分で制限を外してしまうだけですし、第三者などに制限を掛けてもらって自分で解除できないようにしてしまうと、それはそれで緊急の用事の際に困ってしまうからです。
私自身の経験上、もっとも効き目があったのは、無理なく自然にスマートフォンを手にする時間や頻度を減らす方法でした。さっそく次の項から、具体的な手段を紹介します。
【結論】音声入力とAIを積極的に使うようにしたら、スマホを操作する時間が減った
結論から申し上げますと、(私の場合)家の中ではスマートスピーカー、車の中ではFMトランスミッターを設置し、音声でAIに指示して様々な操作が出来るようにすることで、スマートフォン自体を操作する必要性や接触回数が、大幅に減りました。
それらのシステムの導入や運用や設定にスマートフォン自体は使いますが、スマートフォン自体に触る時間は、確実に減っています。つまり「使うことを止めよう!」ではなく「もっと便利にして選択肢を増やして『危なくない方法』で使おう!」という、逆転の発想です。
音声入力を使いこなすとスマートフォン操作の頻度が下がる
- 画面を注視しないで済む
- 手を使って操作しないで済む
- スマートフォンを手にする機会や回数自体が減る
スマートフォンそのものを使う代わりに、音声で出来ること(我が家の場合)
- 家族や知り合いへのメッセージ 「〇〇に 『○○』とメッセージ送って」
- カーナビ地図(Google Map)の検索、表示 「○○町○○丁目○ー○まで検索」
- 音楽再生の操作(再生開始、一時停止、曲送り、音量など)
- スケジュールの管理(予定の登録、確認、日時変更など)
- 宅配便の確認や時間変更
- 自宅テレビの操作(点ける、消す、チャンネル指定など)
- テレビと連動してのネット動画の再生(Prime Video、Youtube など)
- 自宅エアコンの操作(点ける、消す、温度設定など)
- 自宅照明(一部)の操作(点ける、消す、色や明るさの変更)
- ちょっとした日用品をネット通販で注文「単三電池を注文」など
- 電子版ニュースの再生(NHKや日経など選べる)
- 天気の確認(場所や日付も指定可能)
- 初めて聞いた言葉の検索と解説
SNSやソーシャルゲームなどにハマっている人は、結局はスマートフォン画面に釘付けになるかもしれません。が、少なくとも「それ以外」の作業だけでも脱スマートフォン化していくことで、接触時間(操作時間)を減らすことが目的です。
スマホ操作より便利なのでそっちを使うようになる
音声入力を使うようにすると、何かの情報を得る際の手順が大幅に減ります。手間が減るということは、便利ということです。便利さに慣れてしまうと、いちいちスマートフォンを手に取る行為が煩わしくなっていきます。それが重要かと思います。
- 天気など何かを調べる際の、従来の作業工程
- 1,スマートフォンを手に取る
2,認証を経て、画面を開く
3,アプリを開く
4,アプリの操作をする
- スマートスピーカー等での音声入力による作業工程
- 1,設置してあるスピーカーに向かって発話する(以上)
「スマートフォンをいつも手に持っていなくとも良い」と脳と体が覚えてしまう所までいけば、依存症としてはかなり改善されたと言っても良いのではないでしょうか。
導入の仕方、価格、お試し体験など、ご連絡ください
今回ご紹介したようなIT機器(スマートスピーカー等のスマート家電、FMトランスミッターなど)の購入、取付、設定などのご相談も当店で承っております。
また、パソコン修理などのご用で当店までいらっしゃった方は、スマートスピーカー操作のお試し体験も可能ですので、お気軽にお申し付け下さい。