SEO担当者が実施中の自社サイト施策まとめ【合計30項目+α】

パソコンサポートせんだいみやぎ・パソコン修理・パソコントラブル対応のプロ業者
こんにちはパソコンサポート仙台宮城・店長の平山です。

当ウェブサイトで実施中のSEO対策をまとめます【ホワイトハットSEO】

今回の記事は、私自身がSEO対策として行っている施策をリストとしてまとめます。「SEO」の入り口として、初歩的な用語についてもまとめます。ただし、個別の対策については、概要だけ箇条書きで並べて、詳しいやり方などは割愛します。(ひとつひとつが専門的すぎてとても1つの記事ではまとまらないので)

これは自分自身の備忘録または考え方の整理としての性格が強いですが、ついでに、ご同業のプロの方や店舗経営者や企業のWeb広報担当の方が「ああ、このサイトはこれだけやってこの結果なのか」と参考にして頂いても全く構いません。どうせ隠したって見る人が見れば何をやっているかは分かりますし、それならあらかじめまとまっていたほうが、受けがいいんじゃないかと考える次第です。

【用語解説】SEOとはSearch Engine Optimization
見込み顧客であるユーザーが GoogleやYahooやBingなどの検索サイトでキーワード検索した際に、自社ウェブサイトが上位に表示されるように行う対策のこと。検索時に1ページ以内に表示されるかどうか、3位以内かどうか、で大きくアクセス数や受注数が変わるため、SEOの良し悪しが経営を左右する場合もある。

【用語解説】 ホワイトハットとは
パソコンやネットの分野で、道義的・倫理的・法律的に良心的と思われる目的や良いやり方で良い結果を目指す手法のこと。反対語は「ブラックハット(ルール無用でとにかく結果だけを求めるやり方)」。ホワイトハットSEOと繋げて言う場合は、ズルをせずに検索での上位表示を目指すこと、となる。

検索エンジン対策、SEOが商売の成否を決める
パソコン、スマートフォンでの「検索」で一番に表示されて千客万来ウハウハ状態!というのは経営者の夢ですね。コロナ禍でさらに重要な要素に。

実施済み、あるいは現在進行中で実施中のSEO対策

  • 大前提としてホワイトハットSEOのみ採用。(営業品目の1つとして他社にも薦めるため)
  • ブラックハットSEOは不採用。(偽りの即効性より、リスク回避と安定性・将来性を重視)
  • このサイトでの SEO対策の主力は「コンテンツSEO」(中身・記事の充実。当面は200記事が目標)
  • コンテンツSEOに最適化するため、代表的CMSであるWordpressを採用(定番)
  • ブログを外部やサブドメインで作成するのではなく、ドメイン直下に置いてサイト内部で運用。
  • スマートフォン、タブレット表示に対応(レスポンシブルデザイン:画面サイズに合わせて自動で変形)
  • 以前から個人的に評価している「Vektor,Inc.」の提供テンプレート(テーマ)を採用
  • HTML構文での基本的なSEOを踏襲(H1-H4見出し活用、画像Alt属性、Headタグ内記述)※相対的にSEO効果が下がっているとはいえ、基本をきちんと押さえることは未だに大事、大前提
  • 記事ごとのテーマ、キーワードを意識したテキスト作り(単語バリエーション追求、文章量1,000字を基準)
  • サイトアクセスの軽量化、高速化(画像の容量カット、ソースの簡略化、プラグインの厳選と削除、「Autoptimize」などの利用、各機能の配置による読み込みタイミングの調整など)
  • サイトのSSL暗号化(「https://」表記)
  • サブドメインの統一(「http://」や「https://www」から始まるURLも「.htaccess」でリダイレクト転送して1つに集中)
  • Googleとの連動。特に,Google Anlytics(アナリティクス)、Google Serch Console(サーチコンソール)、Google Map、Googleプレイス、Google My Buisiness への登録、連動設定が重要
  • Bing Webmaster tool、Bing プレイス for ビジネスへの登録と連動設定
  • Yahoo プレイス・ロコ、YahooビジネスIDの登録
  • その他、可能な限りの登録制サイト(15ヶ所ほど)に登録、掲載、被リンク獲得
  • 自社関連サイトに掲載、被リンク獲得
  • その他、業種や地域などで共通性のある別事業者へ相互リンク依頼
  • 更新通知を主要な送信先へ Ping送信(国内外問わず、生きている送信先50件ほど)
  • 記事作成時に sitemap.xml を自動生成/更新し、GoogleおよびBingへ自動送信
  • 記事作成時のこまめな内部リンク挿入(他記事への誘導)
  • 効率的な内部リンクとして「人気記事ランキング(プラグイン「WordPress Popular Posts」使用)」掲載
  • 効率的な内部リンクとして「パンくず機能」の採用(テーマ「Lightning」の機能)
  • 効率的な内部リンクとして「最新記事」リスト表示
  • 記事作成時のこまめな画像挿入、Alt記述
  • 記事作成時のこまめな「タグ」記述
  • 記事作成時の内容の整理(リスト機能や引用機能などを使用して、単純なテキストでの記述のみより記事自体の評価アップ狙い)
  • 記事作成時のこまめなSNS拡散(Twitter、Facebook、G+で恒常的に)
  • 時事ネタは出来るだけ逃さず記事化。特にITニュース関連
  • 複数の記事で使う画像(自分の似顔絵など)のキャプションやAlt属性に重要キーワード設定
  • Google Site Kit を利用して WordPressダッシュボードでSEO効果を毎日チェック。傾向を把握して、記事作成の頻度や内容に活かす
  • 無料の順位チェックツールで定期的に調査。
  • たぶん無意識的にやってることとか、他にもまだあるはず…思い出し次第追記予定

やりたいけれど、まだ出来ていないSEO対策(今後の課題)

  • レガシードメインではない(どうしても新規開店の形になるのでドメインの歴史が浅いのは仕方ない…)
  • 大規模なGoogle広告出稿(クリック広告が手っ取り早いが、コストはかけられない。「パソコン修理」や「SEO」などは、1クリックごとの単価が高騰し「ビッグワード」になってしまっているので費用対効果も薄い)検索ボリュームがそこそこあって、しかも受注に繋がりやすい、狙い目のマジックキーワードを見つけたい(そう都合よくは無いだとうけど…)
  • 移転前の店舗サイトから、アクセス実績のある記事をこちらに移転(1ヶ月前に計150記事ほど移管するも、未だGoogleからは評価されていない模様)移転元記事は削除してサイトマップも更新してGoogleに通知したのだが、タイミングの問題で、コピペ重複扱いされてペナルティ食らったとしたら再浮上がだいぶん先、または永続的に有効カウントしてもらえない可能性もある。「札幌パソコンサポート」としての告知もあるので、リダイレクトによる全転送で評価をそのまま引き継ぎしなかったのだけれど、それが裏目に出たかも…。まあ、気長に待つしか無いか…。
  • 相互リンク依頼をもっと行いたい。

やろうと思っていないSEO対策【ブラックハット】

  • 記事更新時に、ページ本文にキーワードを意味もなく羅列して記入(ワードサラダ、キーワードスタッフィング、隠しテキストなど。古くから使われるも評価ダウンの要因でしかない)
  • 関係性の薄い相手からの外部リンク、相互リンク依頼(業種か地域が共通している相手のみに限定)
  • 特に「被リンク○○件〇〇円~といったSEO商品は購入しない。(ペイドリンク、リンクプログラム
  • 自作自演による「紹介サイト」の運用。(「おすすめ○○業者ランキング」や「〇〇県〇〇サービス比較まとめサイト」など、まるで他社が客観的に評価しているようなサイトを作り、そこで「ランキング上位」として自社や自店を紹介する手法、自演サイトがかなりの数で普及しているが、常識的に考えて「ズル」であるやり方は、いずれGoogleなどでもスパムやノイズとして認定されるようになるのでは無いかと考えている)
  • 実際、GoogleMap掲載時など「実店舗の有無」が重視されつつあると感じる

今後の目標

  • 3ヶ月以内に主要キーワードでGoogle検索3位以内表示。(現在、サイト開設から約1ヶ月め)
  • いずれ「札幌パソコンサポート」時代を上回ること(人口比では仙台市は札幌市の約半分なので、検索ボリュームの面から考えてもかなり大変だと思われるが、商圏やサービス対応範囲を広げてカバーしたい)

さいごに。当店での検索サイト対策の振り返り。

  • 考えられるだけのことをやっているが、個別の施策のどれがどれだけ有益でどれが無効か、といった効果の測定や評価があまり出来ていない。そもそもがGoogle側で評価項目も評価値も非公開なのだから仕方ない面が大きいのだが、出来ればもう少し効率よくスマートかつクリティカルにPDCサイクルを円滑に回転させたい。
  • 順調にユニークアクセス数は伸びている(もちろん自分のアクセスは除外して「Organic Serch」の伸びを見ている)のだが、もっと派手にドカンと伸ばしたい。
  • 新規サイトのSEOの効果が出始めるまで最短でも3ヶ月、通常は半年~1年と言われている以上、高望みだとは分かっているが、移転前の「札幌パソコンサポート」の立ち上げ時は奇跡的に1ヶ月以内に劇的なSEO効果が出たので(Google側の検索アルゴリズムの大きな転換期「パンダアップデート」の時期に前後して、ホワイトハット重視の自店サイトがスッと上位にすべりこめた)、今度は運に頼らずとも、なんとかして過去の自分を超えたいという欲がある。

…といったわけで、今回の記事は初心者さんは置いてきぼり、自分のSEOに関する備忘録、やったことのリストの自分用メモ、まとめ、もっと言えば日記ですね。ブログらしいと言えばそうなんですが、ちょっと不親切すぎたかもしれません。まあ、たまにはこういう記事も書いてみようという実験もかねて、今日はここまでにします。