パソコンの寿命って何年くらい?買い替えの時期は?
こんにちは、店長の平山です。
今日も仕事の合間にブログ更新です。
Q,さっそくですが、パソコンの寿命ってどれぐらい?
A.ざっくり言って、3~8年です。
もちろんそれ以上の期間使えるケースもありますが、経験上、平均を挙げるとすれば、5年程度が妥当な数字かと思います。
具体的には、ハードディスク、または電源ユニットが、その頃に異常を来たしたり、壊れてしまったりするケースが多いです。
他の部品はともかく、それらの部品が傷んでしまうと、パソコンが正常に起動・使用できなくなるわけです。
また、機械部品が故障しなくとも、パソコンの「中」にあるプログラム、いわゆる「OS」のバージョンが古くなってしまい(世間で使われているものに比べて)、実質的に満足に使えなくなってしまうケースもあります。
例えば、新しく買ってきたスマートフォンの接続管理が古いパソコン(OS)ではできない、新型プリンタが繋がらない、インタネット上の利用したいサービスがもう対応していないなど、自分の使いたい用途に対して目的を達成できなくなる場合のことです。
これも広い意味では製品寿命が尽きた、という言い方ができると思いますが、こういった事情もふまえて、「ざっくり5年」と考えると、その後の対応がしやすいです。
これは、「何も悪いことしてないのに」「普通に使っているのに」という場合でのお話です。
残念ながら、他の家電、たとえばテレビや冷蔵庫や洗濯機のように、性能にさえ目をつぶれば10年でも何年でも使える、という類の機械では無いようです。
もちろん世の中には、例外的に10年以上動き続けているパソコンも多数存在していますが、幸運な例であって、それが当たり前ではないのが、実情です。
Q,長持ちさせるにはどうすればいいの?
A,たくさんありますが、一般的な方法をいくつか挙げます
- あまり動かさないで使う(パソコンデスクなどに場所を固定する、起動したまま持ち運ばないなど)
- 清潔な場所で使う(ホコリやタバコのヤニが故障の原因に)
- 常温で使う(ストーブの近くや、極低温の屋外の倉庫に置くなどは避ける)
- 振動を与えない(持ち運ぶ際もケース等に気を遣う、パソコンデスクに振動するものを置かない等)
- 他の電化製品を近くで使わない(電子レンジ、掃除機など)
- 少しでも異常を感じたら、はやめの部品交換、メンテナンスをする
- 部品は壊れにくいものを使う(評価の高いメーカーのもの、HDDでなくSSDにするなど)
- OSアップデートやアップグレードは、出来るときにしておく(Windows8.1やWindows10への無料アップグレードキャンペーンを逃してしまって、パソコンの用途が狭まってしまったケースなどがあります)
Q,寿命がきたらどうすればいいの?
A,修理、もしくは買い替えですね。
症状が軽いうちであれば、比較的安価に中身(データ)や設定の移し替えが出来ます。
完全に壊れてしまってからでは、期間も費用もかさんでしまいますし、最悪の場合、どうしても取り返しがつかなくなってしまう(データを取り出せない)症状もあります。
また、廃棄される場合は、所定の方法で処分することになります。燃えないゴミの日などに出すことは、できません。
基本的には、製造元のメーカーに引き取り窓口がありますので、そこに電話やメールなどで申し込みをして、引き取ってもらうことになります。(リサイクルマークのついているパソコンであればほぼ無料です)かなり古い年代のパソコンや、海外で販売されていたパソコンなど、リサイクルマークの無いものもありますので、その場合は処分費用が掛かります。
また、パソコン内のデータの漏洩を完全に防ぎたい、という場合は、記憶装置をパソコンの中から取り出して完全に破壊することをお勧めします。ご自身で出来ない場合は、ご相談頂ければやり方の指導もしくは当方で目の前で破壊いたします。(有償)
今回の記事は以上です。
パソコン買い替え時の、新しいパソコンの設定や、古いパソコンからのデータ移動、その他もろもろお困りの方はお気軽に当店までお問い合わせください。