Windows11は初期設定が面倒に。ネット接続とMicorosoftアカウント登録がほぼ必須

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こんにちはパソコンサポート仙台宮城・店長の平山です。

新しいウィンドウズOSは、初期設定で様々なオンライン手続きがほぼ必須化されました。

今月10月5日より配布がはじまった Windows11 ですが、今後みなさんがパソコンを買い換える際なども、このWindows 11 搭載のパソコンを購入する機会が増えて行くことと思います(現状ではまだWindows 10 搭載のパソコンが多いです)が、パソコンサポート業者の視点から見た場合、その際に問題になると思われるのが「今まで(Windows10の時代まで)よりも、初期設定が面倒になっている」という点です。

Windows11(現バージョン)の初期設定での問題点

  • 初期設定の序盤でインターネット接続をしないと、先へ進めない(つまりパソコン自体が使えない)
  • これまでは任意だった、Micorosoft社への氏名や生年月日などの登録(マイクロソフトアカウント)がほぼ義務付けられている(裏ワザ的な方法で回避する事も出来るが非常に分かりづらい)

全体的にパソコン購入時の手続きが煩雑になり、手間とリスクが増えました。

つまりウィンドウズ11のパソコンに買い換える際は上記のような「新ルール」がありますので、もしパソコンを使う方が「引っ越し直後でまだインターネット回線が来ていない」だとか「ネットに繋がない作業用にしたい」場合などインターネット環境が無い状態ならば、フリーWi-Fiのサービスを行っている喫茶店などに持ちこんで作業をしたり、手元のスマートフォンの「テザリング」機能を使って一時的に回線を共用したりして、初期設定を行わなければなりません。人や環境によっては、余計な手間が増えたわけです。

また、特に Micorosoft社のオンラインサービス(データを預ける「OneDrive」や、各種のゲームや壁紙などをダウンロードできるストアサービスなど)に興味がなくとも、ほぼ強制的に氏名・青年月日などの個人情報を通知して、アカウント名・パスワード・PIN(短縮番号のようなもの)といった情報を一字一句間違いのないよう管理しなければなりません。そしてそれを紛失したり、メモを間違えてしまったら、パソコン自体が使えなくなります。これまで Micorosoftのクラウドサービスとの連動無しで、シンプルにパソコンを運用してきた人にとっては、余計なリスクが増えたわけです。

Windows10までは、同じようにMicorosoft社への登録を「誘導」はしていましたが、その一方でカンタンな選択肢(ネット接続なし、M社との連動無しのローカルアカウント設定)も一応は残っておりました。それがWindows11からは、ある意味ユーザーの利便性や選択肢を狭めて、マイクロソフト社への個人情報提供を強要してきています。この点においては一部のユーザー間で評判が悪いです。私自身もこの仕様変更については、あまり歓迎していません。

スマートフォンなどではすでに「普通」である仕様(アカウントの登録)ではありますが、ことパソコンに置いて「これまでより不便になる」という事実は、やはり不人気の原因になりえるのではないでしょうか。

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